ホイールのコーティング
現在の愛車はホイールコーティングが欠かせません。
ということで、これまで使用したホイールコーティング剤に関してまとめておこうと思います。
と言っても、当初のコンセプトでもある市販品(カー用品店で購入可能なケミカル品)のみです。
まずは、一番最初に使っていたのが「クリスタルガード クリスタルガード・ホイール・アーマー」です。
指でなぞるだけで汚れが取れる・・・と宣伝されています。
確かに指でなぞれば汚れは落ちます。しかし、水洗いした場合、高圧洗車でも汚れは落ち難く感じました。クロスやスポンジで擦ると綺麗になります。
クリスタルガラスの皮膜でブレーキダストの固着や汚れによる変色から保護してくれ、塗りこみなのでムラが発生することはありません。
施工も簡単で失敗することも無いと思います。また、重ねて施工すればするほど被膜が厚くなることが分かります。しかし、長期的に使用することを考えると、容量的(コスト的に)な問題(30mlでホイール約40本分)や金額、それから、カー用品店で入手が困難(陳列が少ない)になってきたという状況があり、現在は使用していません。
因みに、私の場合、汚れが落ち易くても汚れが付着しては駄目なんです。
やっぱり、どんなに距離を走行しても何時も綺麗なホイールを維持したいのです。
ということで、次に使用したのがPlexusです。
プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]
- 出版社/メーカー: プレクサス(Plexus)
- メディア: Automotive
- 購入: 4人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
今もなお、洗車用品の一つとして使用続けているケミカル品です。
スプレーして拭くだけで多用途に洗浄、艶出し、コーティングが出来る優れものです。金額的には割高に感じたりもしますが、368gの大きなサイズを購入すれば、かなり使用できます。
スペースシャトルにも使用されているという事もありますが、キャリパー等に使用すると良さを実感出来ると思います。しかし、ホイール自体に関しては、汚れ落ちは良いものの、防汚性はクリスタルガード クリスタルガード・ホイール・アーマー同様、今一つでした。
続いて使用したのが、SOFT99のクレンジングコートです。
このソフト99のクレンジングコートは、本当に洗車が楽になりました。汚れが簡単に綺麗になりますし、光沢と撥水効果、そして、汚れも付着しにくいというのは嘘ではありませんでした。
汚れは水洗いだけで「サッと」落ちます。高圧洗車する前にスポンジで軽く汚れを落としておいた方が、細かい部分も綺麗になりますが、ボディー同様、ホイールも高圧洗車で汚れが十分落ちます。走行していくうちに防汚性も目で確認できます。風(タイヤの回転)や雨等によってダストが流れているのが見た目で分かります。
専用のクレンジングドライバー(ブラシの様な物)も使い勝手が良かったのですが・・・問題が一つありました。
それは、クレンジングコートを使った後に水洗いが必要という事です。
汚れ落ちが良いとは言え、ダストが多い車は、一度クリナーで洗い、その後、クレンジングコートを使うことになります。(一回余計に洗い流すことになります。)
コイン洗車場を利用している私には手間がかかると同時に、少々使い勝手が悪く感じたのは言うまでもありません。
※未だに残っているクレンジングコートをたまに使用してます。(笑)
続いては・・・
ホイールダストブロッカーです。
宣材映像等を見ると分かりますが、防汚性は物凄く良いという事は言うまでもありません。未だかつて経験した事が無い様な汚れ落ちです。
高圧洗浄等をしないようにという注意事項が書かれていますが、スポンジに水を含ませて軽く洗っただけで驚く程に綺麗になりました。洗車時間が大幅に短縮可能です。
下地処理シートが添付しており、コーティングの定着も良いと思います。
しかし、高圧洗浄不可以外にナットホールにティッシュペーパーを詰める様にという注意事項や、施工後、夏は20分、冬は60分の乾燥が必要な為、その時間は走行しないようにとの注意事項も書かれています。スプレーするだけで簡単に施工出来ますが、施工後、触ることもできないため斑が目立つのが難点かもしれません。また、容量が200mlなのでホイールの中(奥)までスプレーすると、あっという間になくなってしまいます。(まめに洗車すると)
なんとかコスパの良いホイールコーティング剤は無いものか・・・と思っていた時に目に止まったのが、次に使用したプロスタッフのホイール用コーティング剤 プレミアムコーティング CC GROSS×GOLDです。
PROSTAFF(プロスタッフ) コーティング剤 CCグロスゴールド ホイールコーティング S128
- 出版社/メーカー: プロスタッフ(Prostaff)
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
ホイールダストブロッカー同様、容量は200ml、でも、スプレー後に拭き上げが可能なのでコスト的には良いと思います。また、濡れたまま施工出来るのが魅力です。撥水もかなりのものです。コーティング被膜が硬いのか施工を重ねる度に撥水が良くなっていきます。しかし、拭き上げ後の艶は良いものの防汚性は今一つ。汚れが水洗いで簡単に落とすことが出来ず、クリーナー等を使用して擦らないと汚れが落ちませんでした。
そして、同様に拭き上げが可能なシュアラスターのホイールコーティング剤を次に使用することにしました。
シュアラスター ホイールケア [汚れ防止ガラス系コーティング] ホイールコーティング SurLuster S-66
- 出版社/メーカー: Surluster(シュアラスター)
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
濡れたまま施工出来るCC GROSS×GOLDとは違い、水分が無い状態にしてスプレーして拭き上げるのですが、最初の拭き上げをしっかりしておかないとスプレーした瞬間にナットホール等から水が垂れたり、拭き上げ時にクロスが汚れるいっぽうになるので注意が必要です。しかし、スプレー後に拭き上げると光沢が出ますし、斑にならず綺麗に施工できます。防汚性に関しては、SOFT99の『ホイールダストブロッカー」と比べると劣るかもしれませんが、施工後の綺麗さ(塗り伸ばし)とコスパを考えると(容量も250ml)シュアラスターのホイールコーティングが良い様に思います。汚れも水洗いだけでほぼ綺麗になります。(現在も使用しています。)
シュアラスターのホイールコーティング剤を使用する様になった頃、同時にSONAXのホイールクリーナーを使用する様にもなりました。詳細は別記事に書いてありますが、カー用品店で市販されている用品の中では一番ではないかと思えるクリーナーです。それ程に良いクリーナーを出しているSONAXのホイールコーティング剤も良いのではないかと思い、並行して使用しました。
SONAX(ソナックス) ホイールコーティング 436300
- 出版社/メーカー: ソナックス(Sonax)
- 発売日: 2015/10/13
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
SOFT99のホイールダストブロッカー同様、施工後、1時間乾燥が必要という注意事項が書いてありますが、斑になり難く、ナノシールド被膜による蓮の超撥水メカニズムでホイールダストブロッカーやシュアラスターのホイールコーティング剤に近い防汚性が得られます。(走行後、ブレーキダストが端によっているのがわかります。)また、施工後、洗車時等に蓮の超撥水メカニズムによって撥水した水滴が転がるのも分かります。容量もこれまでで一番多い400mlという事でホイールの奥まで思い切ってスプレーしてもコスパ的に良いと思います。
以前、粘度が薄いので斑にはなり難い感じがしましたが、その反面、下に液垂れしてしまい、タイヤ下部のサイドウオールに溜まってしまいました。ということを洗車のページにレビューとして書きましたが、最近分かったことですが、噴射距離をある程度離して使用すると垂れ難くなると同時により斑も無くなるということが分かりました。
なお、容量は一番多いですが、拭き伸ばした方がコスパ的には良い様にも感じますし、シュアラスターも1時間の乾燥が必要ですが、拭き伸ばして乾燥させた分、浸透性が早く良い様にも思えます。しかし、SONAXも重ねて施工すればコーティング被膜は強固になっている様に感じています。
汚れ落ちは両者とも甲乙つけがたい感じです。
さて、どちらが良いのか・・・好みにもよるので難しいところですが、斑になるのが嫌で施工後に艶も欲しい方は拭き上げ可能なシュアラスター。素早く防汚効果を得たい方はSONAXということになるかもしれません。因みに私は、ボディー等に時間がかかる作業をする時はSONAX、それ以外の時はシュアラスターと使い分けてます。